あきちゃんにお許しをもらい、すべて載せさせて頂きました。
是非お読みくださいませ！

見えない手間・・・１
料理好きの私の心をくすぐったお味噌作り。
「こんなにおいしいお味噌はどうやって作っているんだろう。」
そんな興味からまずは信也氏にお願いしてお休みをもらった。
夫婦２人で切り盛りするお店で お休みが欲しいというのも勇気がいるけど、
行っておいでと送り出す方が大変なこと。 今回本当に快く送り出してもらいました。
信也氏の懐の深さを改めて感じました。

いつもブログ上でお味噌を作っている写真を見るけど それは大変な工程のほんのひとコマ。
こんなにたくさんの工程を行ってお味噌は出来ているのだと 身をもって感じました。
おじいちゃんが朝から蒔きで炊いてふっくらと炊き上がった 大豆は甘くて美味しかったです。
蒔きで炊くのも美味しさの秘訣なのかな？
ふっくら炊き上がった大豆を機械に入れてすりつぶすと栗みたいな香りがしてまさにモンブラン 。
料理用に私が使ったいる粗塩を使っていて、それもおどきました。

そしていつもの半分の量しか作っていないのに汗だくだく 腕はジンジン、腰はピリピリ。
でも、この疲れは興味から体験できた満足感で ちっとも疲れに感じませんでした。
こんなに丁寧に作られたお味噌は粗末に出来ません。

子供の頃おばあちゃんが大根おろしを作っている時に
「優しい気持ちですると甘くなって、 怒りながらカッカしてすると辛くなるんだよ。」
と話してくれたのを思い出しました。
まさにこのお味噌は優しい気持ちで作っている 優しい味のお味噌なんです。

体験しないとわからないことばかりでした。
次に行く時はＴシャツを着てバリバリ働きたいです。

見えない手間・・・２
花職人AIZUの山内ご夫妻のハウスに案内してもらうことができました。
私は山内ご夫妻の真面目すぎるほど真面目に作るお花のファンです。
私は、短大の園芸生活学科で２年間びっちり畑で実習していたので、その畑が丁寧な作業をされているのかはわかります。

かわいいラナンキュラスが咲きほこり、一歩入るだけでワクワク、ウキウキしてしまいました。
でも寒いっ！
締まらせるためにハウスの横が開いていて、しかも扇風機が回っています。
ラナンキュラスの生育最適温度は７℃。
それに合わせてハウスの中を５℃にしているとのこと。
そんな中で朝から仕事をしているなんて。
ブログで写真を見ても、ハウス内の温度と扇風機からの冷たい風はわかりません。
この過酷な環境の中で頑張って綺麗な花を作っている。

お店で花を見ただけでは、この見えない手間がわからなかったのです。
痛々しいほどひたむきに頑張るお２人がますます好きになりました。

雑誌に載るでもなく、無名な町の小さな花屋の私にに丁寧にハウスを案内をして下さり本当にありがたいことだと思っています。
本当に微力で恥ずかしいのですが、ずっと応援しています。


偶然でしょうが、軽トラブログにこんな事が書かれていました。
私も微力ながら、生産者としてこんなお手伝いをさせて頂きたいと思いました。